レストランベルス 2017Mai @箱根 [フレンチ]
もう何回も来てるから今更何もいうことはなし
すべてが我が家好み
今回の白眉はこれ、緑と白のアスパラガス(上に載ってるのは定番の赤座エビ)。季節的にアスパラはもう遅いと思うけど、素晴らしい出来栄え。オランデーズソースも感動。
GATEHOUSE L’Asディナー@名古屋ゲートタワー [フレンチ]
これはL’As本店でも出てきたフォアグラのクリスピーサンド オレンジ風味。ワインペアリングがあるのもL'Asと同じで、これにはトカイが出てきた。
モダンラタトゥイユ トマトの透明ジュレ、オリーブオイルのソルベ。要するにラタトゥイユを3つに分解してある。ワインペアリングはプロヴァンスロゼ。
メリメロ ズワイガニ、インカの目覚め、卵黄、パルメジャーノ。ワインはナパヴァレーのシャルドネ。
ホタテとヤングコーンのフリット。ワインは鶴沼ミュラー・トゥルガウ。
シャモとオマール。ワインはピエモンテの赤。ワインペアリングというより、洋酒飲み比べ会というべきか。
濃厚なハーブティー。 お料理についてはノーコメントで。
GATEHOUSE@名古屋ゲートタワー [フレンチ]
オープンしたばかりの名古屋ゲートタワーに。行列ができてる12階/13階のレストラン街は見向きもせず、目指すは15階のGATEHOUSE。L'AS兼子シェフが料理監修したという朝食バフェ、期待以上のすばらしさでした。左上はサツマイモをローストしたのだと思うけど、皮目に塩味ついてパリパリととてもおいしい。サツマイモはこう使えばフレンチになるのね、さっそく真似しよう。サラダのドレッシングもお見事。こういう大量にわっさわっさ作ってもおいしくできるのは東京ミッドタウン・レシピ&マーケットの惣菜と同じくシェフの技。
これは季節野菜のソテーと書いてあったけど、パプリカのバスク風というか、どうやってるのかちょっと分からないけど、とてつもなくおいしい。ソーセージのスモーク風味が効いてる。これだけで我が家はメインディッシュになる。左上のハムはセージで香りがつけてあり、こういう小技に弱いです。これで2500円は驚異の安さと思うけど、さすがにこの価格ではすべてが激旨とはいかず、パンや甘いもの系は食べないほうがよいかも。お店が勧める玉子プリンも(これは兼子シェフの作品じゃないよね?)。玉子といえばでミッドタウンで食べて驚いた玉子サンドもあると聞いてましたが、売り切れなのか見当たらなかった。
レストランFEU 2017 MAI [フレンチ]
ローブリュー@南青山 [フレンチ]
お肉ばっかり、というイメージが流布してるので敬遠してましたが、お弟子さんの京都ラプティセヌのFacebookを読んで行きたくなりました。これはレンズ豆のサラダ。来てます!これよ、これという感じ。
ガルビュール。コムアラメゾンのガルビュールは白インゲンでどろっとしてるんだけど、こちらはサラサラ。圧倒的においしい。
ピペラド。上に載ってるのは揚げ玉子とベーコンで、ピペラドの本体は底の方にありますが、感動。これがホンモノのピペラドですか。
著書の表紙でおなじみのブーダンノワールはやはり食べないとね。
照りをつけずに素朴にしあげたガトーバスク。見てくれは悪いけど味はすばらしいです。
ジャックマルコン@リーガロイヤル大阪 [フレンチ]
去年のロワゾーがあまりにも良かったので、また行ってしまいました、リーガロイヤル大阪のガストロノミックフェアー。今回はレジス・エ・ジャックマルコンよ。
これはアミューズ。フォワグラのなんとか。
同時にこれが出ます。意表をつくレンズ豆のなんとか。下に敷いてる豆は食べられませんと。
キノコのヴルーテ。まだアミューズですよ。もうノックアウト。
やっと前菜。野菜とシャンピニオンのショー・フロワ。黒いのがちょろっと乗ってるのがキノコ(ジロール?)なんだけど、こんなちょびっとでのけぞるおいしさ。今キノコの季節じゃないはずだけど、どうやってるの。キノコの魔術師。
オマールエビのサラダ。オマールをこんな固くするのは意図してやってるのかしらん。いずれにせよ感心しない。
緑レンズ豆のラグー。え?またレンズ豆?高級レストランらしからぬレンズ豆の連打にわくわくします。緑レンズ豆は日本じゃなかなか売ってないけどね。白いのはポーチドエッグ。一応トリュフが乗ってるけどあんまりいいトリュフを使ってないのがいいわね。メインはあくまでレンズ豆と。
ヴェルヴェーヌ風味のサンピエール、すいばのソース。すいば(オゼイユ)のソース、とこれまたちょろちょろ乗ってるキノコは感涙もの。しかし、これまた魚に火が通りすぎと思うのは、なぜ?これも意図的?
エゾシカのセップ茸クルート焼き。確かキノコをキャラメリゼしたのをお肉にまぶして焼くとかいってたような気が。。相変わらずシャンボールさんの説明わかんないし。。隣のテーブルには違うこといってるし。。それとお願いだから、機内食のビーフorチキン?みたいに料理の説明もせずに鹿にしますか・鳩にしますかって聞くのもやめてほしい。
小鳩のレモンクルート焼き。
写真に写ってないけど、お肉の下にブルグルが敷いてあって、これがおいしいのなんの。衝撃です。あ、お肉よりつけあわせに反応するのは我が家は毎度のことなんで。。
シストルのパンナコッタとハーブのソルベ
ここで本日3回目のレンズ豆。ハチミツで甘く煮たとかいってたような。。いや、この3連発の挑戦受けてたってやろうじゃないか、って気になります。いいねいいね、貧乏料理ファンしてはとっても楽しい。
当然ミニャルディーズもぬかりありません。代々木八幡のシャントレルの名前を出したら、ジャックマルコンさん、ナカタ(中田シェフ)はおれと同い年でマブダチだぜい!とかいってました。とってもかわいらしい人。
素晴らしかったです。キノコ・野菜の使い方、我が家の好みに合います。現地に行ってみたいけど。。。でもリヨン方面って、たぶん一生行かないなあ(どうしても南仏に行ってしまうので)
ミチノ・ル・トゥールビヨン@大阪 福島 [フレンチ]
色々伝説を聞かされてきたお店、ようやく訪問できました。
低糖質(ローカーボ)コース
紅いサラダ 自家製コンビーフとビーツのヴィネグレット
ウズラのバロティーヌ ほうれん草のピューレ
なんと上品なバロティーヌ。
ピエブルーのフリカッセ アンコウとほうれん草のソテー。
仰天。ピエブルーの一個一個がたまらなくおいしい。どうやってるの?ほうれん草が3枚重ねで下に敷いてあるのだけど、やっぱ一枚ずつ重ねたのかしらん、異常なおいしさ。
鮮魚のポワレ アサリ風味の白菜。
この白菜がもう。シャキシャキなのに生じゃない。
牛肉の赤ワイン煮込み 蕪のソテー。
バフブルギョインヌなわけだけど、とてもさらっとしている。
アールグレイとヨーグルトのクワハーダ ミントのチュイル(砂糖不使用)。
お料理を堪能したところで、マダム作のデセールが畳みかけてきます。このクワハーダ(スペイン料理)も、チュイル(緑色のお煎餅みたいなの)もやたらおいしい。
小菓子(砂糖不使用)
マダム紅茶好きだそうで、素晴らしい茶葉です。なかなか料理に釣り合う紅茶が出てくるお店はないです。当然プティフールもお見事。
独特の世界ですね。一気にマダムのファンになりました。
マッシュルーム@恵比寿 [フレンチ]
キノコのコース。花びらたけ、かつおぶしピュレ、カルパッチョ
黒いのがカラスダケ。イノシシとフォワグラのテリーヌ、クルミドレッシング。
キノコのソテー。12時方向から時計まわりに、アカモミタケ、シロマイタケ、マツタケ、ジロール、シモコシ、キンタケ、ハタケシメジ。一番おいしいのはやはりジロールで、フレンチにはマツタケは合わないわね。
ナメコ、ムギタケ、ハナヒラタケのスープ。シークワーサー。パン(カンパーニュ)がやたらおいいしので、てっきりどっかの名店から仕入れてると思ってきいたら、メートルさんが自分で焼いてると、仰天。これパン屋が開けますよ。
マッシュルームのグラタン、クミン・ひき肉入り、モッツァレラ。スパイス(クミン)の利かせ方が絶妙。
豚、ユキワリタケ、エノキソース、バルサミコ。ここはやはり豚じゃなきゃ合わないですわね。添え野菜マニアとしては、何気においてあるアスパラも点数高い。
セップのアイス。セップだあ!と思わず笑いが出るおいしさ。おとなしく始まり、だんだん盛り上げていくコース構成がお見事。チーズの品ぞろえもマニアック。大森由紀子さん関連でしか知らなかった店だけど、料理は素晴らしいし、メートルのお姉さんもとっても楽しい。また行きたい。
ベルナール・ロワゾー@大阪リーガロイヤルホテル [フレンチ]
ソーリューに行ったのはもう12年も前。まあ、お腹を壊すまで食べたのは後にも先にもロワゾーだけだから。そのロワゾーが大阪でもう一度いただけるなら行くしかないでしょ。
左はブリアサヴァラン マスタードゼリー寄せ。仰天ノックアウト。このチーズはきっとブルゴーニュから持ってきたんでしょう。おいしすぎる。
中央はフォワグラ カシス。
右はエスカルゴ コロッケ。レベル高すぎ。このアミューズだけで帰っても後悔しない。これが三ツ星よ。もっとも最近は星一個落ちたらしいけど、そんなの関係ねえ、ロワゾーは永遠に三ツ星ですう。
ひときわ美しいこのお皿は、ラングスティーヌとアリゴテワインのジュレ、ニンジンのネクター。ジュレがもうこの世のものではない。ベロベロなめたいけど我慢して、スプーンでこそぎとりました。
セップ茸のブーションとラールコロナータ モルヴァンの香るジュー。モルヴァンというのは森の名前だそうで。 シェフはパトリック・ベルトロンさん。12年でずいぶん貫禄つかれました。
グログリ、エスカルゴのリヴァッシュバター セロリのボンボンハーブ風味。手前はエスカルゴの天ぷら(本当に天ぷら)。日本に敬意を表して。。と思うけど、これは外れだわんよ。でも上のボンボンとソースは神技。
ポシューズに仕立てたカワカマス ハマチシャ、オゼイユ
ピジョン胸肉のロティ サルミ風ソース フォワグラのシューファルシ。胸肉はお魚かと思うぐらいあっさり仕上げてある。その代わり右のもも肉(内臓系がはさんである)がアクセントになっており、左のシューファルシがうまみを分担している。完璧なお皿。伏して拝むべし。
柚子のイル・フロッタント レモンタルト仕立て
リンゴのスフレ コンフィ コンポート 焼きリンゴのソルベ。パティシエさんも連れてきてるのかしらん。見事すぎる。
ミニャルディーズまですごいから。ただし真ん中のショコラはサロショコでも売ってたけど、ちょっとランク下がります。ついでにいうとロイヤルホテルさんの出すパンはお料理につりあってないわんよ。