サンセバスチャン [フランス旅行]
サンセバスチャンに着きました。バスターミナルからホテルまでスーツケースをゴロゴロ。
ジロールとセップかしらん。セップがトロトロ。トロサーモンってのはあるけどトロキノコってのは初めて。くー泣ける。
かわいいメニュー。どれ食べたのか分からん。金栗里香さんの本の写真を指さしてオーダーしましたもんで(笑笑)。レシートによるとbarra setas plachでメニューに書いてない。
まあ、びっくりするほどおいしいもんでもないけど。日本で売ってるバスチーよりはおいしいことは確か。
大韓航空KE901 [フランス旅行]
インチョン空港2 [フランス旅行]
帰国便はエールフランスで、もうおなじみの情けない機内食(ピンボケでちょうどいい)。あー帰国便も大韓航空にしたかった。
インチョン空港でスンドゥブ定食。
同じくキムチチゲ定食。いや辛いわこれ。
キンパを買って帰宅してからの夕食にしました。
旅行おしまい。
パリのパン [フランス旅行]
オルリー空港に着いたら、あれこんなところにJALが来てる?。いやいやJALはツルマルだけど、あれは日の丸じゃん。。。この政府専用機でいらっしゃった、やんごとなきお方とは翌日ムーリスで遭遇いたしました。
エスカルゴ。この他、当然デザミも食べましたが。。。うーん、パリ一番人気のパン屋ということで期待しすぎたか。我が家的には、弟子のコメット(麻布十番)の方がおいしいと思う。
メゾン・ランドゥメンヌ・ボーマルシェ。
美しい。。
もちろんお目当てはこれ、六本木店でも必ず買うパンダンタン。本場物が食べれて感涙。うるうる。
ご主人様がパンを買うのを待ってるのは。。
Boulangerie BOさんね。
くー。写真で見返してもヨダレ出そう。
このお菓子、ハチがいっぱいたかってるんだけど、フランス人は気にしないのね。
夕食はオーガニックスーパーで買って来たイモとアリコをゆでただけ。一度これがやってみたかった。予想どおりというか、ゆでただけでおいしいわんよ。
ビアリッツ2 [フランス旅行]
朝食は朝市に買い出しに行きましょう。朝市は7時からやってるとかガイドブックに書いてあるけど、そんな時間にいってもパン屋も開いてないわんよ。あさイチからフルでやってるのはチーズ屋さん
これよこれ、これが食べたかったのよ。マミア(羊のフレッシュチーズ)
つるつるぷるん、いやこれはおいしいわ。食べたことない味ね。厳密にいうとフェルミエの通販で食べたことあるけど、日本で食べるのと全然違う。本物のマスカルポーネはイタリアでないと食べられないというのと同じかしらん。パンは市場のパン屋さんは開いてなかったけど近所のブーランジェリで買っても十二分においしい。
昼ごはんは、市場の真横においしそうな総菜屋さんあったけど、すごい行列なんで諦めた。これは市場の中で買った焼き野菜とアーティチョークの総菜。
ミニチュアギター。クイーンは21ユーロ
夜ごはんは、市場正面のバルで(一日何回市場行くねん)。
タパスとトルティーヤ。それなりにおいしいけど、どうしてもサンセバスチャンと比べてしまうから。ここからサンセバスチャンまではすぐ近くのはずだけど、味は全然違う。まあ話にはきいていたけど、サンセバスチャンのおいしさは異常ね。
イカ焼き。大好き。想像レシピは、ニンニクたっぷりオイル(舌がしびれるぐらい)で鉄板焼きして、ビネガーを入れてからめ、エスペレット粉で赤くする。日本に帰ってやってみたら結構再現できた。
実は別テーブルの人がイカ食べてるのを見て注文したかったんだけど、イカってフランス語でなんというのか忘れてしまって、一生懸命身振りでイカの真似やったけど通じない。最後はGoogle翻訳で伝えたんですが、この兄さん、お前さっきイカの真似してたんかアホやな、あっははって大笑いされました。そういいながら自分もイカの真似してたあんたかてアホやで。あー楽し。
ビアリッツ [フランス旅行]
ビアリッツ!!いや、別にサーフィンはしません。海嫌いだし(笑)
ビアリッツといえば、この豪壮なオテル デュ パレの訳ですが、(もちろんここに泊まったわけではない)
キンキラキンの内装。ホテルのねーちゃんが、ぜひここでお茶してください、といってたけど、遠慮しました(まずそうだもん)。
ナポレオン3世がウジェニー皇后のために建てた云々とガイドブックに書いてますが、それはその通りなんですが、スペイン出身のための皇后のためスペインに近いここに別荘を無理くり建てたのが真相で、当時何もない村だったビアリッツに突如出現した宮殿は何とも不釣り合いで寒々しい光景だったようでパリの新聞に嘲笑されたとか。
皮肉にもビアリッツがリゾートとして発展したのは、ルイ・ボナパルトが普仏戦争で失脚した後。第3共和政の政府は皇帝の資産を競売にかけ、この宮殿はホテルに生まれ変わりました。ここにイギリス王室やらロシア皇帝が遊びに来るようになって貴顕淑女のリゾートになったわけです。
ロシアに行ったことない私には神田のニコライ堂にしか見えませんが、このロシア正教会も当然ロマノフ皇帝のために建てられたのでしょう。
残念ながら20世紀初頭にこのホテルは火災にあって改築されており、ヴィクトリア女王の時代をしのぶのは無理ありのようです。
ともあれ、ベルエポックの時代のビアリッツの古写真などを見ると興味がつきません。
ここは当時の面影を残す食品店Maison Arosteguy。ビアリッツに来る外国人のためにできた輸入食品店だそうです。まあ、世界中のモノが容易に手に入る現代から見るとそんな驚くようなモノは置いてないけど、なんともいえない風格がありました。缶詰たくさん買ったけどまだ食べてない。
これは同じくベルエポック時代から続く(創業1872年!)老舗Miremont のエクレア。仰天しました。今までフランスで食べたケーキの中で最高ね。伝統の重みが違う。ケーキ好きはパリのエルメ・ラデュレ・ストーレーなんかスルーして、ビアリッツのMiremontに直行すべし。いうまでもなく近所にあるMaison Adamなんかは行ってはいけません。
同じくMiremontのクッキー(ピンボケごめん)。クッキー一枚が1000円ぐらいして目をむいたけど、それだけの価値あり。あまりにもおしいかったからお土産を買って帰ろうとしたけど、この店、缶入りクッキーとかお土産モノは一切置いてない。サロンドテかテイクアウトのケーキしかありません。なんという心意気、ほれたぜ。
バイヨンヌ [フランス旅行]
場違いなミリタリー屋さん。世界各国の軍旗がへんぽんと。
こんなところに朝日新聞の旗?いや、あれは旭日旗っていうんですけど。。(^_^;;
RAUXのケーキ。いや、ここがお目当てだったわけではなかったけど、町歩いてる人がみなここの袋持ってるもんで。。
ベニエ。特にフランスに来てまで食べるケーキじゃなかったですが、イートインのサービスはとても良かった。
ピエール・オテイザ [フランス旅行]
豚さんいますねー。向こうの木はクリの木で、落ちた実を食べるみたいね。
農場の中はハイキングコースがあるみたいですが、一時間かかるというのでパスしました。
今夜のお宿は、サンエティエンヌ・ド・バイゴリのHotel Arce。田舎とは思えない、洗練されたホテル。お部屋から見た景色で。山の向こうはスペインです。
晩ごはん。これはピペラドをレストラン風にカッコよくしたもの。
同じくイワシをちょっとカッコよく。
前菜はまあまあでしたが。。
コースは2種類で、安い方のコースにして失敗だったか?でもいくら安いといってもこれじゃあ、高い方も期待できない気が。。。
イルレギーワインがおいしかったので良かったことにしよう!まさにこの村のカーブで作っている白、イルレギー・ブラン・シュリ。
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー [フランス旅行]
朝ー!はい、もうおなじみの絶品朝食。
テラスで頂いたら、ハチが何匹もこのハチミツに寄ってきて。。追っ払おうとしたら刺されちって(涙)
パンがもう、うるるん。
で、いきなりサン・ジャン・ピエ・ド・ポーです。
前回来た時は無謀にもバカンスの真っ最中で、到底クルマを停めるのは不可能な状況で、涙を呑んで通過した所です。今回はバカンスも終わった9月ですが、それでも結構満車に近かったですが何とか停めることができました。
これは町からフランス側を見た景色で、向こうからサンチャコ・デ・コンポステーラに向かう巡礼がやってくるわけです。
で、この門から町に入る。
ひゃー、本当に巡礼の人がたくさんいます。
この人は着いたばかりか。確かこういう所でスタンプをもらって宿泊すると。
Chambres pour pelerinsと読めます。こういう所に泊まるのね。
こちらのキッチュなお宿は、一泊10ユーロ(安い)。
巡礼というのは一日中歩いてるのかと思ってましたが、歩くのは午前中だけで、お昼ごろにこうやって宿場について、あとは土地のワインや郷土料理を飲み食いして休息するそうで(実際していた)、それだけならやってみたいわんねー。
ワンコの巡礼もいます(本当)
バスクに行く人はみな司馬遼太郎の”南蛮のみち”を読んでると思いますが、本に出てくるザビエルの父親の生家です。ST-FRANCOIS-XAVIERと書いてある。この家の対面にカンドウ神父の家があったはずですが、それは見ず。まあ、遼太郎さんの弱点は食べ物に何の興味もないところで、我が家的には、あの本はおもしろくなかった。
ガイドブックに出てくるスパイス屋さん。探すまでもなく見つかる。アフリカ系の女性が経営していました。とても興味はひかれましたが、やはりこの町でインドのスパイスは場違い感が。。
ケーキ屋さん Artizarra Bakery。昔は日本にもこんなケーキ屋さんあったみたいなレトロなお店です。これはショーモンテ。”バスクお菓子旅行”みたいなブログには必ず出てくるお菓子で、確かにおいしい。
ベタですが、ガトーバスク。意外にも、ここのガトーバスクはびっくりするほどおいしかった。全然テクニックも何にもない素朴系ですが、粉のうま味・焼き切り感が素晴らしい。親から子に自然に伝わる焼き加減でしょうか。日本のパティスリーではなかなか出会えない味。あえていえば先代のオーボンビュータン。
以上2品以外は、こんな感じで。。。ちょっと食べようとは思わないわんね。
これが町の反対側、スペインに向かう門です。ここから先は巡礼路の一番の難所、スペインの次の宿場町まで休憩できるところはなく、ピレネーを越えて8時間歩くとか。無理!
ミシェル・ゲラール2018 [フランス旅行]
もう3回目だから。。よく知ってるトウモロコシ畑の中を行きます
ハイカラの極致
今回のお部屋のテーマは牛さん
お隣の料理教室
今回メートルの方はなんと日本語ペラペラ。洞爺ウィンザーのブラスに何年かいたそうで、洞爺もライオールも行きましたよっていったら、スゴイですねーて。いやいや、ライオールも遠かったけど、ここも遠いですよ。
アミューズはなんか前回よりおいしくなってる。ブールはブルターニュの何とかで(聞き取れない涙)相変わらず絶品。
Trois petites Entrées parmi nos Grands Classiques
L’Huître en Chiboust de Café Vert, L’Œuf à la Truffe et aux Champignons d’Été et Le Fritto Misto de Langoustine, Beignet d’Oseille au Citrus
スペシャリテ盛り合わせ。テンプラっていうけどどう見てもベニエ(笑)
Le Foie Gras de Canard ou d’Oie Fermière Cuit au Coin de l’Âtre
Tastou à la Truffe Trois Gelées en Camaïeu
香りをつけたフォワグラ
Le Turbotin “Grande Tradition”
Braisé au Four dans un Jus de Poulet au Vin de Messe Bouillon Sauvage de Choux et Petits Coquillages
ヒラメ
Le Homard Rôti, Légèrement Fumé à l’Âtre
Oignon à la Pêche
オマール。タマネギは桃が入ってる
La Pêche Blanche au Naturel, une Quenelle de Glace Crémeuse à la Verveine
ヴェルヴェーヌのアイス。ここに来たらとにかくヴェルヴェーヌ。
シェフはこの方、Hugo Souchetさん。前職はモナコのデュカスだそうで。2017年就任ということで、油がのってきたか。さすがにゲラールさんはもう現役ではないようです。