サン・ジャン・ピエ・ド・ポー [フランス旅行]
朝ー!はい、もうおなじみの絶品朝食。
テラスで頂いたら、ハチが何匹もこのハチミツに寄ってきて。。追っ払おうとしたら刺されちって(涙)
パンがもう、うるるん。
で、いきなりサン・ジャン・ピエ・ド・ポーです。
前回来た時は無謀にもバカンスの真っ最中で、到底クルマを停めるのは不可能な状況で、涙を呑んで通過した所です。今回はバカンスも終わった9月ですが、それでも結構満車に近かったですが何とか停めることができました。
これは町からフランス側を見た景色で、向こうからサンチャコ・デ・コンポステーラに向かう巡礼がやってくるわけです。
で、この門から町に入る。
ひゃー、本当に巡礼の人がたくさんいます。
この人は着いたばかりか。確かこういう所でスタンプをもらって宿泊すると。
Chambres pour pelerinsと読めます。こういう所に泊まるのね。
こちらのキッチュなお宿は、一泊10ユーロ(安い)。
巡礼というのは一日中歩いてるのかと思ってましたが、歩くのは午前中だけで、お昼ごろにこうやって宿場について、あとは土地のワインや郷土料理を飲み食いして休息するそうで(実際していた)、それだけならやってみたいわんねー。
ワンコの巡礼もいます(本当)
バスクに行く人はみな司馬遼太郎の”南蛮のみち”を読んでると思いますが、本に出てくるザビエルの父親の生家です。ST-FRANCOIS-XAVIERと書いてある。この家の対面にカンドウ神父の家があったはずですが、それは見ず。まあ、遼太郎さんの弱点は食べ物に何の興味もないところで、我が家的には、あの本はおもしろくなかった。
ガイドブックに出てくるスパイス屋さん。探すまでもなく見つかる。アフリカ系の女性が経営していました。とても興味はひかれましたが、やはりこの町でインドのスパイスは場違い感が。。
ケーキ屋さん Artizarra Bakery。昔は日本にもこんなケーキ屋さんあったみたいなレトロなお店です。これはショーモンテ。”バスクお菓子旅行”みたいなブログには必ず出てくるお菓子で、確かにおいしい。
ベタですが、ガトーバスク。意外にも、ここのガトーバスクはびっくりするほどおいしかった。全然テクニックも何にもない素朴系ですが、粉のうま味・焼き切り感が素晴らしい。親から子に自然に伝わる焼き加減でしょうか。日本のパティスリーではなかなか出会えない味。あえていえば先代のオーボンビュータン。
以上2品以外は、こんな感じで。。。ちょっと食べようとは思わないわんね。
これが町の反対側、スペインに向かう門です。ここから先は巡礼路の一番の難所、スペインの次の宿場町まで休憩できるところはなく、ピレネーを越えて8時間歩くとか。無理!