読書日記 [読書]
Three Squares: The Invention of the American Meal
- 作者: Abigail Carroll
- 出版社/メーカー: Basic Books
- 発売日: 2013/09/10
- メディア: ハードカバー
アメリカの食事は昔からああだったわけではない。開拓時代はテーブルすらない驚くべき慎ましい食事をしていた(パイ包みという料理は保存食だったというのは初めて知った)。それが19世紀末ギルデッドエイジに急激にアメリカ食はフレンチ化し、ランチなるものも”発明”された。もともと路上で移民が売っていたプレッツエルのようなスナック類はまともな人間の食べ物ではないとされていたが、清潔な工場で個包装されて売り出されたとたんにアメリカ人にとって無くてならないものになった。目からウロコの本。
From Hardtack to Homefries: An Uncommon History of American Cooks and Meals
- 作者: Barbara Haber
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 2003/05/27
- メディア: ペーパーバック
ジャガイモ飢饉のアイルランドに単身飛び込むアメリカ人女性、健康食の元祖グラハム&ケロッグ博士とセンブスデーアドベンチスト教団の関係、ルーズベルト夫人の驚くべき味覚音痴ぶり。。。おもしろすぎる。
Empires of Food: Feast, Famine, and the Rise and Fall of Civilizations
- 作者: Evan D. G. Fraser
- 出版社/メーカー: Counterpoint
- 発売日: 2012/03/20
- メディア: ペーパーバック
歴史上さまざまな食の帝国はすべて滅びた。。三峡ダムを見上げながら語る著者、なかなかシリアスね。
2015-04-05 21:04
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